かまどけし徒然の記

気張らず、のんびり、思うままに。。。

何気にクルマ遍歴②

最初に乗ったマーチが色々な意味で貧弱だったこともあり、そこそこ装備が充実していて速そうなクルマを探した結果がコイツだった。

日産ブルーバード SSS アテーサー

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当時、日産ディーラーにいた友人に相談をして決めた。

最新鋭のフルタイム4WDシステム「ATTESA」とレスポンスのいいDOHCエンジンCA18の組み合わせ。
キャブ仕様で非力なFFリッターカーからの乗り換えも手伝い、初めてこの車のハンドルを握ったときのインパクトは今でも忘れられない。

その年はスパイクタイヤ廃止元年で、スタッドレスタイヤを履いた状態で納車された。折しも道路は圧雪の雪道。

フルタイム4WDの実力やいかにと、かなり乱暴にクラッチを蹴ったことを今でも覚えている。

一瞬4輪が空転し、その後はエンジンの回転と比例しながら圧雪路を力強く加速。
しかもマフラーからは、純正とは思えないご機嫌な爆音が響いてくる。
まるで「もっと踏め!」と言っているかのように。
自分が購入したのはハードトップだったが、セダンタイプにはSSS-R(スリーエス-アール)という競技仕様車両も用意されていて、国内のラリー選手権ではシリーズチャンピオンにも輝いた。
今にして思えば、現在のランエボインプレッサWRXのような位置付けにあるクルマだったように思う。
ハンドルを握るのがとにかく楽しいクルマだった。

運転したいばかりに、仕事帰りは毎日遠回りをして帰っていた。
今だから白状するが、性能を試したくて少々無茶な事もやってみた。

新品タイヤを1ヶ月程で潰した事もあった。

・・・いやはや、若気の至りである。